韓国語学習

【TOPIKⅡ作文(쓰기)】53番・54番で使える論理的な韓国語接続詞一覧と使い方

こりあいろ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

韓国語学習者の中でも、TOPIK(韓国語能力試験)Ⅱの作文問題に苦手意識を持っている方は多いのではないでしょうか?

とくに、「語彙が単調」「文章に説得力がない」と感じている方にとって、接続詞は文章を自然で論理的に見せる大きなカギになります。

この記事では、TOPIK作文における接続詞の重要性と、53番・54番それぞれの問題において役立つ接続詞を目的別にご紹介します。

初めてTOPIKを受験する方、作文(쓰기)の得点を伸ばしたい方はぜひ参考にしてください!

スポンサー

TOPIK作文における「接続詞」の重要性とは?

TOPIKⅡの作文問題(쓰기 53番・54番)では、意見や主張を論理的に述べる力が求められます。そのためには、以下のような要素が重要になります。

  • 論理の一貫性
  • 段落構成の明確さ
  • 具体例や理由の提示

これらを支えるのが「接続詞」の役割です。例えば、“왜냐하면(なぜなら)”、“그러므로(それゆえ)”などを上手に使うことで、読み手に伝わる説得力のある文章になります。

また、TOPIKの評価基準の中には「文章の構成力」や「語彙・文法の活用」が含まれており、接続詞はまさにこのポイントに直結します。

【53番】グラフ・資料説明に役立つ接続詞一覧

53番は「グラフや表の説明+自分の考察」が求められるタスクです。客観的で論理的な説明が評価されるため、接続詞もデータ説明に適した表現がポイントです。

1.追加・列挙(データの説明に)

接続詞意味使用場面
또한また複数のデータを並べて紹介するとき
게다가さらに補足的な説明をするとき
그리고そして文と文をつなげるとき
다음으로次に異なる内容を説明するとき

2.対比・比較(傾向分析に)

接続詞意味使用場面
반면에反面AとBの対比を述べたいとき
그에 비해それに比べて数値や変化を比較したいとき
오히려むしろ予想に反する結果を示すとき

3.結果・結論

接続詞意味使用場面
그 결과その結果グラフからの帰結を述べるとき
따라서したがって論理的な結論につなげるとき
결국結局まとめとしての1文

【54番】意見文に役立つ接続詞一覧

54番は、自分の意見とその理由・根拠・事例を組み立てて書く形式のエッセイです。論理展開が評価されるため、主張・理由・事例・結論をつなぐ接続詞の使い方が重要です。

1.原因・理由を述べるとき

接続詞意味使用場面
왜냐하면なぜなら理由を説明するとき
※「なぜなら~だからだ」となるように、「왜냐하면~기 때문이다」を使うとよい
-기 때문에~だから客観的な根拠を提示するとき
-으므로~のでフォーマルで論文的な印象を与える
-니까~から主観的な理由や因果関係を提示するとき

2.反論や対比を述べるとき

接続詞意味使用場面
하지만しかし反論や逆の視点を提示したいとき
그러나しかしながらよりフォーマルにしたいとき
반면에反面2つの意見などを比較するとき

3.結論・まとめ

接続詞意味使用場面
그러므로それゆえに結論に導くとき
따라서したがって前に述べたことが原因、理由、根拠になることを示すとき
결국結局最終的な主張をまとめるとき

4.その他

接続詞意味使用場面
예를 들어(서)例えば具体例を挙げて説得力を持たせるとき
つまり要点をまとめ直すとき
다시 말해서言い換えれば難しい表現の補足や再説明をするとき

評価されやすい「書き言葉」的接続詞とは?

TOPIK作文では、口語表現よりもフォーマルで論理的な”書き言葉”の接続詞が評価されやすい傾向にあります。

普段会話では使わない表現も多くあるので、作文用の用語を覚える必要があるでしょう。

「何から覚えたらよいかわからない」という方は、ぜひ次の接続詞から使ってみてください。

まる
まる

最初からすべて覚えようとするのではなく、「自分用」の接続詞をいくつか用意しておくのがおすすめです!

  • -으므로(〜ので)
  • 따라서(したがって)
  • 그러므로(それゆえに)
  • 예를 들어(例えば)
  • 반면에(反面)

これらを使うことで、全体の印象がぐっとアカデミックになります。

接続詞を活用した作文テンプレート例

最後はTOPIK作文の構成例や例文テンプレートをご紹介します。

構成例

日本語の作文と同じですが、初めてTOPIKの쓰기に挑戦する方は下記構成を意識しておきましょう。

  1. 序論:主張や問題提起
  2. 本論:理由・具体例(2〜3段落)
  3. 結論:まとめや再主張

この構成の中で以下のように接続詞を活用すると、論理的な印象を与えられます。

例文テンプレート

例1)
많은 사람들이 … 에 대해 관심을 가지고 있다. 왜냐하면, … 때문이다.(多くの人々が…について関心をもっている。なぜなら…だからだ。)

例2)
예를 들어, … 와 같은 사례가 있다.(たとえば、…といった事例がある。)

例3)
반면에, 이러한 의견에 반대하는 사람들도 있다.(反面、こうした意見へ反対する人々もいる。)

例4)
그러므로, 우리는 이러한 문제를 해결하기 위해 노력해야 한다.(したがって、私たちはこのような問題を解決するために努力しなければならない。)

このように接続詞を活用することで、読者に伝わりやすく、評価されやすい作文になります。

TOPIKの作文は接続詞で差をつけよう!

接続詞は単なる”つなぎ”の役割にとどまらず、文章の論理性や説得力を大きく左右します。

  • 理由や具体例を述べる
  • 意見を対比する
  • 結論を明確に述べる

上記のような場面で、適切な接続詞を使い分けることができれば、TOPIK作文の評価は確実にアップします。

ぜひこの記事を参考に、日々の学習や模擬試験で接続詞を意識して使ってみてください。

スポンサー
記事URLをコピーしました