韓国語学習

【参考書レビュー】「できる韓国語初級Ⅰ」はおすすめ?実際に使った感想

こりあいろ
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「できる韓国語」は人気があるって聞いたけど、本当にいいの?
使った人の感想を聞きたい。

今回は、韓国語学習初心者に人気の参考書「できる韓国語 初級Ⅰ」を使った感想をお伝えします。

参考書を買おうか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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参考書「できる韓国語」とは?

参考書「できる韓国語」とは、新大久保語学院が著している韓国語学習教材で、韓国語学習者に絶大な人気を誇っています。

シリーズ化されており、レベル別に分けられた参考書の他に、ワークブック単語集もあります。

「できる韓国語」シリーズのレベルは?

新大久保語学院のホームページでは以下のようにレベルが設定されています。

初級Ⅰ・・・TOPIK1級、ハングル能力試験5級レベル

初級Ⅱ・・・TOPIK2級、ハングル能力試験4級レベル

中級Ⅰ・・・TOPIK3級、ハングル能力試験3級レベル

中級Ⅱ・・・TOPIK4級、ハングル能力試験準2級レベル

初級Ⅰのレベル
→TOPIK1級、ハングル能力試験5級

初級Ⅱのレベル
→TOPIK2級、ハングル能力試験4級

中級Ⅰのレベル
→TOPIK3級、ハングル能力試験3級

中級Ⅱのレベル
→TOPIK4級、ハングル能力試験準2級

今回は初心者向けの「初級Ⅰ」の紹介と使用レビューを行います。

それではみていきましょう。

参考書の構成

「初級Ⅰ」の参考書は、大きく3つのパートに分かれています。

  1. ハングルの読み書き
  2. 文型解説・練習問題
  3. 文型のまとめ

①ハングルの読み書き

最初はハングルの読み書きから学習します。

読み方のポイントが詳しく書かれていたり、ハングルや簡単な単語を書く練習スペースもあるのでまだ読み書きができない方でも安心して始めることができます。

maru
maru

韓国語学習の最初の1冊としても最適!

②文型解説・練習問題

ハングルの練習が終わると、文型解説、練習問題に入ります。

このパートは全20課あり、1課に2~3個ずつ文型を学習していきます。

ただただ文型がまとめられているのではなく、2人の会話を聞いて(読んで)そこに登場する新しい文型を学習していくというスタイルです。

各課のざっくりとしたページ構成はこちら。

1ページ目
2ページ目
各課の学習の流れ
  1. 会話文
  2. 新出単語
  3. 文型解説
  4. 練習問題

会話文は付属の音声で聞くことができ、リスニングやシャドーイングの練習にもなります。

また5課ごとにまとめの復習問題が設けられているため、少しずつ復習できるのも安心ポイントです。

③文型のまとめ

そして最後には「初級Ⅰ」で学習した文型をまとめてくれています。

見返したいときにサッと確認できるのでとても便利です。

さらに、韓国語の音声変化についても解説があります。

音声変化は複雑なので、初心者だけでなく中級以上の方にとっても有益なページです。

実際に使って感じたこと

では、「初級Ⅰ」を使用して感じたメリット注意点についてお話します。

  • 無料解説映像が見られる。
  • シンプルな構成でわかりやすい。
  • 付属のCDで音声を聞くことができる。
  • 練習問題の解説や和訳がない。
  • 練習問題が少ない。

1つずつ説明していきます。

無料解説映像が見られる

「できる韓国語」初級シリーズでは、One Point Lessonと呼ばれる解説動画を無料で見ることができます。

レッスン毎に文型の解説動画が見られるので、とてもおすすめです。

参考書の文型解説ページと併せて、こちらの動画を見ることで学習効率UP!!

maru
maru

10分以内の短い動画でパパっと見ることができるよ。

シンプルな構成でわかりやすい

上の【参考書の構成部分】でも述べましたが、「できる韓国語」はとてもシンプルな構成をしています。

各課の学習の流れ
  1. 会話文
  2. 新出単語
  3. 文型解説
  4. 練習問題(基本→応用)

文型の解説も端的にまとめられているので、独学でも十分理解することができます。

付属のCDで音声を聞くことができる

参考書には付属のCDがあり、スマートフォンやパソコンで音声を聞くこともできます

→参考書に音声サイトのURLが記載されています。

maru
maru

文字を見ているだけでは発音の仕方がわかりませんが、付属の音声を聞くことで発音の練習にもなります!

では続いて、注意点についてお話します。

練習問題の解説や和訳がない

「できる韓国語 初級Ⅰ」には練習問題の解説や和訳がありません。

maru
maru

問題を解いてみたものの、訳がイマイチわからない…
なんとなく意味はわかるけど、どうしてこの答えになるの?

といった疑問を抱くことがありました。

答え合わせをしてわからない箇所があれば、韓国語が分かる方に尋ねると良いでしょう。

韓国人の知人がいないよ…という方は、言語交換アプリを使ってネイティブの韓国人に質問してみるのも一つの方法だと思います。

練習問題が少ない

参考書には、大きく分けて2つの練習問題パートがあります。

  1. 各課の文型練習問題(基本→応用)
  2. 5課毎に設けられている復習問題

しかし新しく学習した文型を定着させるには問題数が十分ではありません。

初めは「できる韓国語初級Ⅰ」の参考書のみで学習していましたが、練習の機会を増やすため、「できる韓国語初級Ⅰ ワークブック」も追加で購入しました。

学習した内容に沿ってたくさん問題を解きたい方はワークブックもおすすめです。

まとめ

以上、「できる韓国語 初級Ⅰ」を実際に使った感想でした。

解説や音声がなく難しい部分も少しありましたが、総合的に見てとても使いやすい教材だと感じます。

  • 対応のワークブックも併せて使用
  • 言語交換アプリをうまく活用

この2点をクリアすることができれば、より効果的に学習することができるでしょう。

ご覧いただきありがとうございました。

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