韓国留学っていくらかかる?期間別!語学堂へ通う場合の費用を解説


韓国留学したいけれど、いくらかかるのか知りたい…
留学となると、まず気になるのがその「費用」ですよね。いくらあれば留学可能なのか、金銭的な面で心配している方も多いはず。
ただ結論からお伝えすると、留学する期間や語学堂、そして住む場所などによって必要なお金は大きく変わります。
この記事では、韓国留学にかかる費用を期間別に詳しく解説します。これから韓国へ留学したいと考えている方はぜひ参考にしてください!
韓国留学エージェント「韓国留学id」立ち上げました

チームで伴走する新タイプの韓国留学専門エージェント「韓国留学id」を立ち上げました。初めて韓国へ留学する方、何から準備をすればよいか悩んでいる方はぜひご相談ください!
詳細は以下の記事より確認いただけます。
期間別:韓国留学にかかる費用

一般的に韓国の語学堂は1学期=3ヶ月間なので、3ヶ月間、6ヶ月間、1年間の3つの期間別に費用を見ていきます。
結論からお伝えすると、大体の留学費用は以下のとおりです。
- 3ヶ月間:約37万円~約70万円
- 6ヶ月間:約72万円~約131万円
- 1年間:約145万円~約258万円
※1円=9.0ウォンとして計算。
同じ期間でも差が大きい理由としては、学費や滞在費が関わっています。では実際にどのような内容にいくらほど必要なのか、それぞれの内訳も解説していきます。
韓国留学費用の内訳

ここでは、留学費用の内訳を見ていきます。項目が多いので、留学準備にかかるものと留学中にかかるものの2つに分けてみました。
留学準備にかかる費用と項目
まずは、留学準備にかかる費用です。渡航前に支払う必要がある費用と考えてください。
3ヶ月間 | 6ヶ月間 | 1年間 | |
---|---|---|---|
学費(申込金込み) | 約17万円~約21万円 | 約34万円~約42万円 | 約68万円~約84万円 |
書類準備費用 | 約1,800円~18,500円 | 約1,800円~18,500円 | 約1,800円~18,500円 |
渡航費(片道) | 約15,000円~約30,000円 | 約15,000円~約30,000円 | 約15,000円~約30,000円 |
荷物郵送費 | 0円~約6,500円 | 0円~約6,500円 | 0円~約6,500円 |
合計 | 約186,800円~約265,000円 | 約356,800円~約475,000円 | 約696,800円~約895,000円 |
学費(申込金込み)
ソウルにある語学堂への留学を考えた場合、1学期(3ヶ月間)の授業料は約17万円~約21万円です。
授業料が安い語学堂で155万ウォン、高いところでは196万ウォンです。(2025年8月時点)
書類準備費用
入学申請に必要な書類の準備費用は、約1,800円~18,500円です。
- 卒業証明書の発行:約300円~1,000円
- アポスティーユ認証の手続き:数百円~15,000円
- 残高証明書の発行:無料~1,000円
- EMS郵送費:約1,500円
書類準備で大きな差が出るのはアポスティーユ認証の手続きです。
公立高校の卒業証明書にアポスティーユ認証をつける場合は無料(郵送費用別)であるのに対し、私立高校や私立大学、国立大学などの卒業証明書の場合は手続きが複雑となり費用がかさばります。
アポスティーユ認証に関しては以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

また一般的に、卒業証明書や残高証明書は和文より英文で発行するほうが費用が高くなります。ただ語学堂によっては和文NGなところがあるので、あらかじめ募集要項を確認してください。
渡航費(片道)
多くの場合は帰国する日程が決まっていないため、航空券を片道で購入します。
場所にもよりますが、空港までの移動費用も考慮すると約15,000円~約30,000円が妥当でしょう。
荷物郵送費
長期で留学する場合は荷物が大量になるため、あらかじめ荷物を郵送で送るのが一般的です。
国際小包の船便や航空便、EMS(国際郵便)で送れます。
5kgの荷物だと考えたとき、最も費用が高いEMSで約6,500円です。送らない方もいると思うので、荷物郵送費は0円~約6,500円とします。
留学中にかかる費用と項目
続いては留学中にかかる費用と項目です。正直生活スタイルによってかなり差が出てくるところではありますが、目安としてまとめてみました。
3ヶ月間 | 6ヶ月間 | 1年間 | |
---|---|---|---|
滞在費 | 約6万円~約21万円 | 約12万円~約42万円 | 約24万円~約84万円 |
食費 | 約9万円~約15万円 | 約18万円~約30万円 | 約36万円~約60万円 |
通信費 | 約9,000円~約18,000円 | 約18,000円~約36,000円 | 約36,000円~約72,000円 |
交通費 | 約9,000円~約15,000円 | 約18,000円~約3万円 | 約36,000円~約6万円 |
保険料 | 0円~約5,000円 | 約5,000円~約1万円 | 約53,000円~約58,000円 |
教材費 | 約0円~約4,000円 | 約0円~約8,000円 | 約0円~16,000円 |
外国人登録申請料 | 0円 | 約3,700円 | 約10,200円 |
渡航費(片道) | 約15,000円~約30,000円 | 約15,000円~約30,000円 | 約15,000円~約30,000円 |
合計 | 約183,000円~約432,000円 | 約359,700円~約837,700円 | 約750,200円~約1,686,200円 |
滞在費
滞在費は留学中にかかる費用の中で最も高い出費のひとつと言えます。家賃にすると、1ヶ月あたり約2万円~7万円が妥当ではないでしょうか。
寮やコシウォンだと比較的安く、ワンルームやオフィステルになると家賃や保証金も上がります。
場所や家のタイプによって大きく異なるので、参考程度までに…
ちなみに、Xのワーホリコミュニティでソウルの家賃について質問された方がいらっしゃったので、共有しておきます。
食費
食費も人によって異なりますが、自炊もしつつたまに外食くらいなら、月に約3万円~約5万円でしょう。
わたしの感覚では、日本に比べて食材も外食費も高いように思います。とくに乳製品や肉類、果物は韓国のほうが高いです。
3ヶ月間だと約9万円~約15万円、6ヶ月間だと約18万円~約30万円、1年間で約36万円~約60万円の食費になるでしょう。
通信費
スマホの使用料金です。1ヶ月あたり約3,000円~約6,000円です。
韓国の大手キャリア会社といえばKT、SK Telecom、LG U+ですが、格安キャリア(알뜰폰)も登場しています。
パスポートで契約できるような留学生向けの格安キャリアもあるので、ぜひ探してみてください。ちなみにわたしはチングモバイルというところで契約しました。

交通費
バスや地下鉄、タクシーなどで移動する際の交通費です。
週に1~2回バスや地下鉄を利用、たまにタクシーを利用すると仮定すると、1ヶ月あたり約3,000円~約5,000円となります。
保険料
韓国滞在中の保険料です。韓国では6ヶ月以上滞在すると韓国の国民健康保険に自動的に加入となるので、入国後6ヶ月までは旅行保険や留学保険、6ヶ月以降は国民健康保険となります。
- 入国後6ヶ月まで:旅行保険や留学保険に加入
- 入国後6ヶ月以降:韓国の国民健康保険に自動加入
入国後6ヶ月までの保険はいろいろありますが、クレジットカードの付帯保険や日本の保険会社が提供している保険、語学堂が紹介してくれる留学生保険がメインです。
クレジットカード付帯の保険(90日)は無料、語学堂の保険は半年で約5,000円~約1万円が多いです。
韓国の国民健康保険だと、2025年8月現在、留学生は1ヶ月あたり約8,000円です。

3ヶ月間の方はクレジットカードに付帯している海外旅行保険を活用すれば保険料はかかりません。

教材費
語学堂で使用する教材費です。授業料に含まれている語学堂もあれば別途購入が必要なところもあります。
1冊あたり約2,000円~約4,000円でしょう。
外国人登録申請料
2学期以上留学する方は外国人登録証という身分証を申請する必要があり、その際に費用がかかります。また一般的には6ヶ月間有効で、それ以上滞在する際には延長料がかかります。
申請料が35,000ウォン(約3,700円)で、延長料は6万ウォン(約6,500円)です。
渡航費(片道)
帰国時の航空券です。約15,000円~約30,000円でしょう。
条件によって費用は大きく異なる

期間別の合計金額を見てみると、以下のとおりです。
- 3ヶ月間:約37万円~約70万円
- 6ヶ月間:約72万円~約131万円
- 1年間:約145万円~約258万円
冒頭でもお伝えしたように、同じ期間留学をしても数十万円以上の差があります。
もちろん小さな差が最終的に大きくなるのは前提の上、とくに学費や滞在費の差が大きいと言えます。
どこの語学堂に通うか、そしてどのタイプの家(コシウォンや寮、ワンルームなど)に滞在するかが留学費の差を生む大きな理由のひとつです。
節約して韓国留学する5つのポイント

計画なしに留学すると、「最終的に予想以上に留学費用がかかっていた…!」となるかもしれません。
最後は節約して韓国留学する5つのポイントをご紹介します。
- エージェントを利用せず自分で手続きをする
- 寮やコシウォンに滞在する
- 学費が安い学校や奨学金がある学校へ留学する
- ソウル以外の地域へ留学する
- 留学期間を短くする
留学を予定している方は、ぜひご参考にしてください!
エージェントを利用せず自分で手続きをする
留学する方の中にはエージェントを利用する方も多いですが、必ずしも利用しなければならないわけではありません。全く韓国語が分からない場合は少し難しくなるものの、ご自身で手続きすることも可能です。
ちなみにこれは宣伝(小声)です。私まるは韓国メディア「こりの日常」を運営しているこりさん(@kore_creator)と、韓国留学専門エージェント「韓国留学id」を立ち上げました。

従来のエージェントとは違ったチームで伴走する新タイプのエージェントで、留学生の費用負担を最小限にした3つの料金プランも用意しています。
公式LINEからご相談いただけるので、まずはお気軽にご連絡ください!
寮やコシウォンに滞在する
ワンルームやオフィステルに滞在すると保証金も家賃も高めなので、大学の寮やコシウォンに滞在するのもひとつの方法です。
コシウォンとは
部屋にベッドや机、椅子、収納といった必要最低限のものだけ置かれている部屋。キッチンやバスルーム、洗濯機は共同であることが多く、共同キッチンには白米やラーメン、キムチが無料で提供される。
大学の寮は1人部屋や2人部屋があり、2人部屋になると料金を抑えられます。大学によって料金がかなり異なるものの、安いところだと1学期(3ヶ月間)で約60,000円です。
学費が安い学校や奨学金がある学校へ留学する
学費も留学費用に大きく関連します。最も安い語学堂と高い語学堂を比較したとき、1ヶ月あたり1万円ほどの差が出ます。
1年間で約12万円。学費を抑えたい方は語学堂選びを慎重に行ってください。
また奨学金も調べておくことをおすすめします。近年は語学留学生にも奨学金を提供している大学が多いので、うまく活用するとよいでしょう。
一般的には、在籍中に成績が優秀な生徒に対して、次学期の学費が1万円ほど減免されることが多いです。
ソウル以外の地域へ留学する
学費や滞在費が留学費用を左右すると何度かお伝えしました。そこで留学費用を抑えたい方におすすめなのが、ソウル以外の地域への留学です。
「韓国留学=ソウル」と考えられるほどソウルは人気の地域ですが、実はその他の地域にも語学堂はたくさんあります。釜山をはじめ、大田や大邱など。
とくにソウルにこだわる理由がないのであれば、地方留学は本当におすすめです。
わたしは韓国の真ん中あたりに位置する大田に留学していました!韓国第5番目の都市とも言われるため、結構都会で交通の便も問題なし。なのに学費も家賃もソウルと比べ物にならないくらい安い!

地方都市に留学するメリットとデメリットは以下の記事で解説しているので、興味のある方はあわせてご覧ください。

留学期間を短くする
極論にはなりますが、留学期間を短くするのも費用を節約する方法です。
正直わたしは、だらだらと実りのない1年間の留学生活を送るくらいなら、目的・目標を持って行動力100%で半年間の留学をするほうがよいと考えます。
長期間韓国にいるのに韓国語力が伸びない人もいれば、短期間で十分に成果を出す人もいます!
結局、その人の努力次第なので、自分の予算と相談しながら留学期間を決めるのがおすすめです。
計画を立ててお得に韓国留学をしよう
同じ期間留学しても、どの語学堂へ留学するか、どのタイプの家に滞在するか、そしてどのような生活を送るかによって留学費用は変わってきます。
- 3ヶ月間:約37万円~約70万円
- 6ヶ月間:約72万円~約131万円
- 1年間:約145万円~約258万円
留学をする前はしっかりと計画を立て、今回ご紹介した節約術を活用しながらお得に留学してください!
韓国留学エージェント「韓国留学id」立ち上げました

チームで伴走する新タイプの韓国留学専門エージェント「韓国留学id」を立ち上げました。初めて韓国へ留学する方、何から準備をすればよいか悩んでいる方はぜひご相談ください!
詳細は以下の記事より確認いただけます。