【韓国留学】在留届の提出は必要?オンラインで簡単に申請する方法
いきなりですが、海外に3か月以上滞在する場合、「在留届」の提出が必要だということをご存じですか?
- 聞いたことはあるけど提出していない…
- そもそも「在留届」って何?
という方も多いはず。
そんな方へ向けて、今回は「在留届」について説明します。
- 「在留届」とは何か
- 在留届が必要な理由
- 提出の仕方
- 引っ越しや帰国時の手続き
「在留届」とは何か?
そもそも「在留届」とは何かと言うと、「私は今○○(外国)にいますよ!」と外務省に知らせる資料のこと。
例えば外国で事件や事故が起きたとき、その国に滞在している日本人の安否確認や支援を行う必要があります。
どの国に誰がいるのかを把握し、迅速な対応をするためにこの「在留届」が利用されます。
そのために「在留届」を提出して、自分の居場所を知らせておく必要があるということですね。
「在留届」の提出は義務!?
そして重要なことに外国に3か月以上滞在する方は、この「在留届」の提出が法律で義務付けられています。
旅券の名義人で外国に住所又は居所を定めて三月以上滞在するものは、外務省令で定めるところにより、当該地域に係る領事官に届け出なければならない。
外務省
提出を怠ったからといって罰則があるわけではありませんが、必ずしておきましょう。オンラインで簡単に提出できます。
3ヵ月未満の渡航予定の方はたびレジに登録しておきましょう!
在留届が必要な理由
先ほども少しお伝えしましたが、「在留届」を提出すると以下のようなメリットがあります。
- 現地での生活に必要な最新情報が得られる
- 事件・事故に巻き込まれたときに迅速な支援を受けられる
- 領事窓口サービスが利用できる
万が一事件・事故に巻き込まれたときの安否確認や支援に「在留届」が役立つだけでなく、我々が現地での生活に必要な最新情報までも得られます。
また在外選挙人名簿登録申請などの領事窓口サービスを受ける場合にも、「在留届」は利用されています。
在留届の申請方法
申請方法は2通りです。
- オンライン在留届(ORRネット)
- 書面(持参・郵送)
しかし「在留届」を書面で提出すると、届出内容の変更、帰国・転出の際も書面で提出しなければなりません。
そのため、オンラインで簡単に申請する方法をおすすめします。
在留届の提出に必要な資料
在留届を提出するときは以下の情報がわかるものを準備しましょう。
- パスポート
- 本籍地
- 自宅等連絡先(住所・電話等)
- 緊急連絡先(住所・電話等)
- 日本国内連絡先(住所・電話)
- 同居家族連絡先
「変更届」や「帰国・転出届」について
では最後は在留届の届出内容に変更があったときや、帰国・転出の場合の手続きについてお話します。
引っ越しや連絡先の変更があったとき
「在留届」を提出した後に、住所や連絡先等の変更があった場合は「変更届」を提出します。
ただし住所変更により管轄公館が変更になる場合は、「変更届」ではなく「帰国・転出届」になるのでご注意ください。
帰国・転出したとき
帰国や転出(管轄公館が変更)をしたときは「帰国・転出届」を提出します。
こちらの届出は帰国や転出が決まった後、もしくは既に帰国や転出をした後でも届出を提出することができます。
在留届は忘れずに提出しよう!
ということで今回は、「在留届」について説明しました。
- 在留届とは、外務省に自分の居場所を知らせるもの
- 外国に3か月以上滞在する場合は提出の義務がある
- 変更や帰国・転出届も忘れずに行う
滞在先の国で事件や事故に巻き込まれたときにきちんと安否確認してもらえるように、3か月以上の留学に行く予定の方は在留届を必ず提出しましょう。
オンライン在留届(ORRネット)よりオンラインで提出できます。
最後までご覧いただきありがとうございました!