【日韓夫婦】韓国で婚姻届を提出しました!必要書類や流れを解説

こんにちは、まるです!約2年お付き合いした韓国人彼氏と2025年2月に入籍し日韓夫婦となったので、その際に行ったさまざまな手続きをまとめていきます!
今回は韓国での婚姻届の提出についてです。どのような流れで入籍したか、またその際に必要な書類は何かを解説します。これから日韓夫婦になる予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
日本で入籍する方法を知りたい方は、以下の記事をご覧ください!

日韓カップルが婚姻届を提出する方法
まず前提として、結婚後に住む国にかかわらず日本と韓国の両国で婚姻届を提出する必要があります。
方法は2通りです。
- 韓国で入籍→日本で入籍
- 日本で入籍→韓国で入籍
どちらがよいというわけではないので、ご自身が手続きを行いやすいほうを選択するのがよいと思います。
わたしたちの場合は、わたしがワーホリで韓国滞在中に入籍することとなったため、「韓国で入籍→日本で入籍」する方法を選びました!

そのため、ここでは先に韓国で入籍する流れについて解説していきます。先に日本で入籍する場合は手続きが少し異なります。
韓国で先に入籍する場合の手順
- 「婚姻要件具備証明書」を発行する
- 韓国の役所で婚姻届を提出する
- 韓国の日本大使館or日本の役所で婚姻届を提出する
1.「婚姻要件具備証明書」を発行する
まずは日本人側の「婚姻要件具備証明書」を発行します(韓国の役所に婚姻届を提出する際に必要)。
婚姻要件具備証明書とは
日本人が外国の方式で婚姻する際に、日本の法律上、婚姻の要件(独身であること、婚姻可能な年齢に達していることなど)を満たしていることを証明する公的な書類のこと。
日本の法務局や役所、韓国にある日本大使館で発行可能です。ちなみにわたしは韓国に在住していたため、韓国にある日本大使館で発行してもらいました。
婚姻要件具備証明書発行に必要な書類
- 日本人のパスポート
- 日本人の戸籍謄本(3ヶ月以内に発行したもの)
- 韓国人の身分証明書(住民登録証やパスポート、運転免許証など)
- 申請書(窓口にある)
- 手数料
代理申請不可で、当事者2人で窓口に訪問する必要があるそうです。ちなみに即日発行可能。
訪問して婚姻要件具備証明書が必要な旨を伝えると、手続きしていただけました。
ちなみに戸籍謄本は婚姻届提出時も必要なので、2枚取り寄せておいてください!
2. 韓国の役所で婚姻届を提出する
婚姻要件具備証明書の発行が済んだら、韓国の役所で婚姻届を提出します。わたしは家の近くの市役所に行って提出しました。
韓国での婚姻届の提出に必要な書類
- 婚姻申告書
- 日本人の戸籍謄本とその翻訳
- 婚姻要件具備証明書とその翻訳
- 日本人のパスポート
婚姻申告書は事前に市役所を訪問し予備含め数枚持ち帰り、時間があるときに記入しておきました。
ただ住所や本籍地など、いろいろとややこしい箇所があるので、書き方は窓口の担当者に直接確認するのが確実です。
証人の欄は韓国人夫の友だち2人にお願いしました。
戸籍謄本と婚姻要件具備証明書の翻訳
日本人の戸籍謄本および日本大使館で発行した婚姻要件具備証明書は日本語で発行されるので、どちらも韓国語への翻訳が必要です。
翻訳が必要だと知らずにそのまま市役所へ行ったわたしたちは、急遽市役所内のパソコンで翻訳することとなりました(笑)

かなり時間がかかったので、あらかじめ準備しておくことを強くおすすめします…!
とはいえ戸籍謄本が不要だった方も多いみたいなので、一度役所にお問い合わせされてください。
これで韓国での婚姻届提出は終了!次の日には処理されて無事に韓国では日韓夫婦となりました。
3. 韓国の日本大使館or日本の役所で婚姻届を提出する
最後は、韓国の日本大使館もしくは日本の役所で婚姻届を提出します。韓国での申告は完了したものの、日本での申告が残っているためです。
わたしたちは日本への一時帰国も兼ねて、日本の役所で提出しました!

ここで注意したいのが、韓国で婚姻が成立した日から3ヶ月以内に日本大使館or役所へ婚姻届を提出しなければならないことです。
「とりあえず韓国で婚姻届を提出すればよいだろう」とすると、大変なことになる可能性があります。
韓国に住んでいる方は、3ヶ月以内に日本大使館or役所へ婚姻届を提出できるか、事前に予定を立てておくのがおすすめです。
日本での婚姻届の提出に必要な書類
- 婚姻届(夫の署名および証人は不要)
- 韓国人の婚姻関係証明書とその翻訳
- 韓国人の家族関係証明書とその翻訳
- 身分証明書
詳細は以下の記事で解説しているので、日本の役所で婚姻届を提出する際の書類や流れを知りたい方はあわせてご覧ください。

韓国で婚姻届を提出する際に注意すること
最後は、韓国で婚姻届を提出際に注意することをまとめました。これから入籍を予定している方は参考にしてください。
- 最新の書類を用意する
- 申請する役所で事前に必要な書類を確認しておく
- 翻訳は余裕をもって用意しておく
最新の書類を用意する
日本人の戸籍謄本は発行日から3ヶ月以内など、有効期限が設けられています。あらかじめ用意しておくことは重要ですが、申請日から逆算して有効期限が切れないように注意しましょう。
わたしは日本で親に代理で戸籍謄本を取得してもらい、EMSで2通送ってもらいました。
申請する役所で事前に必要な書類を確認しておく
申請する役所によって必要な書類が若干異なる可能性があります。実際にわたしは韓国の役所で婚姻届を提出する際に日本人の戸籍謄本およびその翻訳が必要だったものの、不要だった方もいるみたいです。
この記事をまとめておきながら伝えるのもおかしな話ですが…インターネットの記事は参考程度にしつつ、最終は申請する役所で必要書類を確認するようにしてください!
翻訳は余裕をもって用意しておく
もし翻訳が必要な場合は、余裕をもって用意しておいてください。(わたしのように当日役所でバタバタ翻訳しなければなりません…(笑))
翻訳の雛形が役所で準備されている可能性があるので、事前に問い合わせてみるとよいでしょう。
必要書類を準備して婚姻届を提出!
今回は、韓国で婚姻届を提出する際の手続きに関してお伝えしました。
わたしたちは翻訳作業にかなり時間を要したものの、とくに大きな問題なく婚姻届を提出できました!
日本人の戸籍謄本は韓国在住の場合すぐに発行できるものではないので、事前に準備をしておく必要があります。また地方在住の方は婚姻要件具備証明書の発行にも一苦労です。
あらかじめ必要な書類を電話や直接訪問で問い合わせ、入籍したい日にしっかりと入籍を済ませられるよう準備しておきましょう!
Xで韓国に関することをいろいろ呟いているので、ご質問ある方はお気軽にDMください!フォローも大歓迎です!