【日韓夫婦】日本で婚姻届を提出しました!必要書類や流れを解説

こんにちは、まるです!前回韓国での婚姻届の提出方法についてまとめたので、今回は日本で婚姻届を提出する際の手順や必要書類を解説していきます。
韓国で入籍する方法を知りたい方は、以下の記事をご覧ください!

またわたしたちは「韓国で入籍→日本で入籍」の順で手続きを行ったので、先に日本で婚姻届を提出する方はこのとおりでないかと思います。あらかじめご了承ください。
日韓カップルが婚姻届を提出する手順
まず日韓カップルは結婚後に住む国がどこかにかかわらず、日本と韓国の両国で婚姻届を提出する必要があり、その手順は2通りです。
- 韓国で入籍→日本で入籍
- 日本で入籍→韓国で入籍
どちらが正しいというわけではないので、ご自身が手続きを行いやすいほうを選択するのがよいと思います。
わたしたちの場合は、わたしがワーホリで韓国滞在中に入籍することとなったため、「韓国で入籍→日本で入籍」する方法を選びました!

そのため、繰り返しになりますがこの記事では先に韓国で入籍する流れについて解説していきます。先に日本で入籍する場合は手続きが少し異なります。
韓国で先に入籍する場合の手順
韓国で先に入籍する場合は、以下の3つの手順で進めていきます。
- 「婚姻要件具備証明書」を発行する
- 韓国の役所で婚姻届を提出する
- 韓国の日本大使館or日本の役所で婚姻届を提出する
①②の詳細は別記事でまとめているので、そちらの記事をご参照ください。

日本で入籍する方法
上記「韓国で先に入籍する場合の手順」でも書いたとおり、日本で入籍する方法は韓国の日本大使館へ行く、もしくは日本の役所へ行くの2通りです。
韓国の日本大使館はソウルと釜山、済州島にあります。
在大韓民国日本国大使館
〒03142 ソウル特別市鍾路区栗谷路6 ツインツリータワーA棟 8階
8th Floor, Twin Tree Tower A, 6, Yulgok-ro, Jongno-gu, Seoul, Republic of Korea
在釜山日本国総領事館
〒48792 釜山広域市東区古館路18
18, Gogwan-ro, Dong-gu, Busan, Republic of Korea
在済州日本国総領事館
〒63083 済州特別自治道済州市1100路3351 世紀ビル9階(老衡洞)
Segi Bldg, 9F(Nohyeong-dong) 3351, 1100-ro, Jeju-si, Jeju-do, Republic of Korea
わたしは日本の役所で婚姻届を提出しました!

日本の役所で婚姻届を提出する際に必要な書類
わたしが申請した日本の役所では以下の書類が必要でした。
- 婚姻届(韓国人配偶者の署名および証人不要)
- 韓国人の婚姻関係証明書とその翻訳
- 韓国人の家族関係証明書とその翻訳
- 身分証明書
役所によって異なる可能性があるので、必ずお問い合わせして確認してください。わたしもあらかじめメールで問い合わせておきました。
婚姻届
日本の婚姻届です。あらかじめ記入して当日提出しました。
韓国人配偶者の署名欄および証人の欄は不要だったため記入しておりません。
韓国人の夫の氏名を漢字で記入したのですが、日本であまり使われないタイプの漢字だったため確認がありました。どの漢字を使っているのか正しく把握しておくのがよいと思います!

韓国人の婚姻関係証明書とその翻訳
夫(韓国人)に頼んで発行してもらった婚姻関係証明書を持参しました。ただ韓国語で書かれているため、自分で日本語へ翻訳したものも用意しました。
また、日本人の配偶者が記載されていなければなりません。韓国で婚姻届を提出し、婚姻関係が反映された後の証明書を用意してください。
韓国人の家族関係証明書とその翻訳
婚姻関係証明書同様、夫(韓国人)の家族関係証明書も発行して提出です。こちらも日本語への翻訳を準備しました。
日本人配偶者が記載されている証明書をご準備ください。
身分証明書
メールで問い合わせたときは案内されなかったのですが…窓口で確認があったので念のため持参することをおすすめします。
日本人のわたしは運転免許証を、韓国人の夫はパスポートを提示しました。
日本の役所で入籍する際の注意点
必要な書類も翻訳もすべて完璧に用意して、あとは提出するだけ!と思った矢先…

韓国で発行された書類(婚姻関係証明書と家族関係証明書)が本物かどうかを証明するものはないですか?アポスティーユ認証など
と言われたのです!!!
ここにきてアポスティーユ認証が必要だと…?
アポスティーユ認証とは
ある国が発行した公的な書類(例:韓国の役所が出した婚姻関係証明書など)を、別の国(例:日本)で使う時に、「この書類は本物ですよ」と公に証明してもらう手続きのこと
これ結構複雑で、外務省で手続きをする必要があるのです。もちろん用意はしておらず。
しかし朗報!
韓国には「電子家族関係登録システム」といった便利なシステムが導入されており、家族関係証明書や婚姻関係証明書が正式に発行された書類であることをオンラインで証明することが可能です。
サイトにアクセスし「발행번호(発行番号)」の部分に家族関係証明書や婚姻関係証明書の左下に記載されてある番号を入力するだけです。
これでオンラインでも正式な文書であることを証明できます。
もし「アポスティーユ認証が必要だ」といった案内があれば、「電子家族関係登録システム」を活用してみてください。
一時はどうなるかと思いましたが、これにて無事に入籍手続きが完了しました!市役所内にあったフォトゾーンで記念写真もパチリ(笑)

事前準備が肝心!しっかりと用意して備えよう
今回は日本で婚姻届を提出する手続きを解説しました。
わたしたちはこの日に入籍したい!と日を決めていたので、当日に不備がないようしっかり書類を準備して役所に向かいました。
とはいえ、役所によって提出する書類が異なる可能性もあります。事前にメールや電話で提出書類を問い合わせ、余裕をもって準備するようにしてくださいね!
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